看護師の履歴書の自己PRの書き方


自己PRの書き方

今回は、履歴書の大抵右側に書く「自己PR」の書き方についてのお話です。

自己PRとは何か

「自己PR」とは「自分をアピールするもの」です。当たり前の様に見えますが、実は看護師という職業は、これが結構苦手かと思います。

一般企業などでの「自己PR」は、それこそ「●●の営業を担当していくらの売り上げを上げた」とか「●●の開発においてチームの中心として働いた」など、具体的に上げることが出来ます。

では看護師はどうでしょうか。実は看護師の仕事は皆が同じレベルの看護を提供できるのが基本ですので、自分がやってきた事を上手くアピールするのが難しい職業の一つなのです。

何を書けば良いか

まず、自分にアピールできるところがあるかを考えてみます。アナタがこれまでにしてきた仕事を書き出してみて下さい。実は2通りあります。「全員やっていることは書かない」か「忍耐強いか」です。

前者の場合「●●について研究し、新しい道具を作った」とか「■■の委員会で中心となって△△の改善に努めた」などを書きます。つまり、これまでにその職場で取り入れていない、新しいものに挑戦した、何かの改善に繋がった、などです。

後者の場合は「●●に関しては誰よりも経験がある」とか「△△をずっと勉強してきた」などです。これは、悩んで良いですから、なるべく沢山書きましょう。最低でも3つは欲しいです。

どうやって書けば良いか

では、具体的な書き方です。

気をつけるのは「自慢にならない」ように書くことです。実は使ってはいけない言葉があります。例えば「●●を見事達成した」という言葉は、アナタのやったことに対して、他人が評価する場合に使いますので「見事」を自分で使うことは自慢になってしまうのです。こういう場合は「●●を達成できた」で十分伝わります。

あとは、先ほどの「何を書くか」の中で、転職希望先の施設に一番合っている内容を選びます。それが分からない場合は、どこの施設でも役に立ちそうなものを選びます。勤勉、真面目、良く働くことをイメージできそうなものです。
 

流れに乗せて書く

「自己PR」の書き方には、流れもあります。

  1. 頑張った事は何か → これは「何を書くか」を書きます。
  2. そこで学んだことは何か → 必ず、学んだり教訓になった事があるはずです
  3. それをどう生かしたいか → これは難しいですが、一番のポイントです。前回の「志望動機」を思い出して下さい。そして志望動機と繋げるにはどうすれば良いかを考えます。繋がらなかったら「何を書くか」に戻ることも大切です。

難しいですか?アナタに限らず、看護師は、こういう書類を書くことに不慣れな場合が多いですが、同じ経歴の人が2人いたら、自己PRが上手く書けている方が、採用担当者の目に留まるものです。

もしどうしても難しい場合は、転職サイトなどにヒントがあるかもしれませんよ。

自己PRの例文・見本

例1:手術室での研究結果が新しい試みに通じた場合(手術室希望)

私は術前訪問について研究し、術前の患者さんの心理について勉強しました。その中で特に不安を取り除くという部分に着目し、入室の際に自分の好きなCDを持ってきて頂くことを試みて、多くの患者さんに高く評価して頂きました。

結果として、現在の手術室では術前訪問時の説明事項に組み込まれています。私はこの研究で、患者さんがいかに手術室という場所に不安を感じているかを学びました。これからも手術に向き合う患者さんにとって、少しでも不安を取り除けるような看護について学び、実践していきたいと思っています。
  

例2:院内の安全委員会での活動で成長した場合(病棟希望)

私は院内の安全委員会で1年活動し、特にRCAについて学ぶ機会がありました。その中で、何気なくしてしまったことや、普段からのながら作業が如何に危険を含んでいるのかを考える事が出来ました。

これからも看護師を続けて行く中で、危険な行為に繋がる可能性のある場面に遭遇することは多々あるかと思いますが、ここで学んだことを忘れず、常に「何故これをするのか」を考え、患者様に安全な看護を提供できるよう、頑張ります。

元病院人事担当者から一言

人事担当者

看護師さんはどちらかというとあまり機会がないせいか、私の経験上、書類を書くのがあまり上手ではありません。自己PRの書き方1つで大きく他の人とリードすることが出来ると思います。

経験上自己PRが空白の履歴書は数知れず、志望動機さえ「家が近い」等が非常に多いです。

上記のような「流れ」で自己PRを書ければ採用に大きく近づくと思います。書き方や例文を参考にしながら丁寧に書くと、まず書類選考で落とされるということはなくなると思います。少なくとも私なら上記の自己PRの例文なら書類選考で落とすことはないでしょう。

看護師の職務経歴書の書き方


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