男性看護師は増えている?


みなさん、こんにちは。これから10回にわたって、看護師のキャリアの中でも、特に男性看護師さんの色々について考えてみたいと思います。

看護師の数は絶対的に不足している?

看護師として働くみなさん、自分の職場の看護師の数は、足りていると思いますか?「充分足りている」という、とても恵まれた職場は、日本には皆無なのでは?という状況かと思います。

世間一般にも、少子高齢化が進むにつれて看護師が不足!が叫ばれており、国(この場合は、特に厚生労働省?)もやっと重い腰を上げたかのように、看護師の数を確保するには、教育の在り方を見直す、といった政策が掲げられるようになってきました。これ自体は良いことなんですが、しかし爆発的には増えていない、というのが現状ですよね。

看護師が不足する理由

そもそも、看護師に限らず、医療に関わる職業の人たちは、患者さんが居れば夜も仕事があるのが当たり前です。中でも看護師は、入院患者さんがいればそれなりの人数を常に確保しておく必要があり、ある時間帯に必要な人数の何倍もの看護師数を確保しておかなければならない職業です。

患者さんの命に関わる仕事ですから、職務上の責任も重いですし、定期的な夜勤による体力・精神力の消耗も大きな職業ですよね。女性の体力では、きついと感じることも多いのではないでしょうか。また女性のライフサイクルを考えると、妊娠・出産・育児で仕事から離れることもありますよね。看護師が全体的に不足している理由は、この辺にもあるかと思います。

男性看護師が求められる世の中

では、今回のテーマである、男性看護師さんについてです。まず、女性のライフサイクルと比較すると、育児休暇をとることはあっても、男性自身が妊娠中毒症でいきなり入院したり、妊娠・出産のために仕事から離れることはありません。はい、男性看護師さんが重宝されるポイントその1です。

また、看護師の仕事は、夜勤だけではなく全般的にも力仕事であることも多いです。その点、男性と女性の性差による違いについて考えると、一般的に体力的な面で男性は女性に勝っています。はい、男性看護師さんが重宝がられるポイントその2ですね。

ここで実体験を一つ。今を遡ること20年近く前ですが、私自身の看護実習で精神科病棟にお世話になった時、初めて男性看護師さんにお会いしました。そこでは不穏で暴れる患者さんや、逃亡を図る患者さんに対応するため、日勤・夜勤関わらず、男性看護師さんがいらっしゃいました。

実習中に男性看護師さんが活躍する場面(つまり患者さんが暴れたり逃亡したりする場面)を目の当たりにし、男性看護師さんの大変さと偉大さを痛感しました。この「腕力と瞬発力」が、看護師という職業ではとても重宝される点なのだと思います。
 
では実際、男性看護師はどれくらいいるのか。次回はこの点について考えてみたいと思います。


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