男性看護師の将来性


今回は、男性看護師に関するコラムの最終回として、男性看護師の将来性について考えてみたいと思います。これまでの総集編です。

収入は比較的安定?

男女関わらず、看護師という資格を持ち、日本国内で生活するならば、ある一定以上の収入は望めそうです。以前「男性看護師の給料・年収」について考えた回がありましたが、看護師の年収は一般企業に勤める男性の平均年収と、男性は大差ないくらい、女性はおよそ倍くらいという計算になりました。

もちろん、必ずしもこの金額をもらえてない!という人もいるでしょうし、自分は平均以上もらっている、という人もいるでしょう。しかし全体的に見ると、少なくても日本人の平均給与と同等かそれ以上の収入は望めそうです。

また、医療や福祉の分野は、昨今の日本の不景気にも負けず、人が生きていく上での需要が高い職業です。他の分野と違い、サービスの提供相手である患者さんが支払う金額については、全国的に統一されています。この辺も、比較的安定が望める職業ではないでしょうか(経営側は差別化するために頭を抱えそうですが)。

育児への参加がしやすいこともある

看護師は、元々女性が圧倒的に多く、常に人手不足であるため、女性の職場復帰を支援する体制が比較的整っている職業です。例えば、子供が3歳までは夜勤免除とか、小学校入学前までの子どもを預かってくれる保育室が院内に完備されているところも多いでしょう。一般企業でも時短勤務が認められていることはありますが、勤務先に保育室があることは非常に稀ではないでしょうか。

さて、もし男性看護師が職場恋愛をして結婚、子どもが生まれたとします。産後、妻が復職する時、違う病院などに勤めたとしても、男性看護師が勤務する病院に保育室がある場合、子供を預けることができる場合があります。

また、看護師であれば子どもの体調の変化にも気づきやすいですよね。私の知人で夫婦そろって看護師という家庭がありますが、妻の方曰く「自分が夜勤の時でも安心して旦那に子どもを預けられるから良かった」とのこと。このように、男性看護師は、世の男性よりも育児への参加がしやすそうです。家庭を大事にしたい人にはウレシイのでは?

男性看護師の需要と将来性

では最後に、男性看護師の需要と将来性について考えてみましょう。医師を初めとする医療職はこれからの日本でもなくなることはないでしょう。世の中がどんどん便利になり、色々なことが機械やロボットに置き換わっても、人が生きている限り、医療はなくなりませんよね。

結局のところ人が人を支えるわけですから、誰かの生活や療養を支える立場の看護職は、これからも発展していくでしょう。現在は約5%ほどの男性看護師の需要も、女性看護師と同様に増えていくと思います。

また、介護もその需要はますます増え、力や体力を使う仕事も増えていくと思います。そんな時、男性看護師の活躍する場は、どんどん増えるのではないでしょうか。

世の中の職業にムダなものは無いと思いますが、要は世間がどれだけ必要としているか、ということです。あなたの仕事を必要とする人が世の中に居る限り、看護師は無くならないでしょうし、将来性も望める、良い職業だと思いませんか?

さて、10回に渡り、看護師の中でも特に男性看護師に注目してきましたが、いかがでしたでしょうか。ここに挙げたものが男性看護師の全てではありませんが、私の職場の同僚や知人など、実際の男性看護師さんの声も入れつつ、その大変さや悩みなどを見てきました。もし今、少しでも看護職に興味を持っている男性の方は、ぜひ前向きに考えて頂ければ幸いです。


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