男性看護師の給料・年収


前回は男性看護師さんに求められる資質についてのお話でした。今回はその資質を持った男性が看護師さんになったとして、一体どれくらいの収入になるのか、というとっても現実的なお話になります。

現在の日本人の平均年収は

まず、看護師の給与の前に日本人の平均年収はどれくらいでしょうか?国税庁が行っている「民間給与実態統計調査結果」を見てみると、平成20年12月31日現在の統計結果からは、男性の1年間の平均給与額(平均年収)は、533万円だそうです。

ちなみに、女性は男性に比べると1年間の平均給与額は格段に低くなり、271万円だそうです。ここには、給与の男女格差もないとはいえませんが、女性は1日のうちの勤務時間が短いパート勤務などのお母さんが多いことも、関係しているようです。

看護師の平均年収は

では、次に看護師の平均年収を考えてみます。こちらは、検索すると色々な統計結果や数字などが出てきますが、今回は人事院の職種別民間給与実態調査から計算してみたいと思います。

まず、看護師の平成23年4月の平均給与は、345,233円だそうです。このうち、48,173円が時間外手当などのようです。さらに同年の賞与の平均は、3.5ヶ月~3.99ヶ月分のようですので、これを元に計算してみます。

345,233円‐48,173円 = 297,060円

これで月の手当以外の金額の平均が出ます。これに、12か月+賞与の平均として3.5ヶ月を加算して、1か月の給与にかけます。

297,060円 × (12+3.5)= 4,604,430円

さらに、先ほど横によけた1か月の手当の金額を足すと、

4,604,430円 + (48,173円 × 12) = 5,152,800円 くらいでしょうか。

生涯年収となるとどれくらいか

ここで、日本看護協会のサイトに、ちょっと面白い統計と分析結果があります。まず、「看護職の給与は、初任給は高めでスタートするが、他の職種よりあがりにくい」という特徴があるようです。

また、女性が95%を占める職業なため、妊娠・出産などを経ての再就職では、生活や育児などとの両立を考えて、以前よりも条件が良くない勤務先でも働き続ける傾向があります。つまり、一旦辞めるとむしろ給与は下がる傾向にあるのです。


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