男性看護師として働くメリット


今回は、男性からみた看護職のメリットについて考えてみます。

看護職という仕事

看護職、というと保健師、助産師、看護師の3つの仕事をいいます。いずれも保健医療福祉に関する仕事ですが、保健師はどちらかというと公衆衛生などが主であり、保健に関する仕事が多いです。助産師は周産期の母体と胎児の健康に関わりますので、保健と医療に関する仕事になります。

では看護師はどうでしょう?看護師は、保健師・助産師に比べると、その分野での専門性は低くなりますが、その代わり働く場が非常に多くなります。健診や保健指導に関われば保健分野になりますし、医療機関で働くのは医療分野になりそうです。

またこれからも需要が伸びそうな介護施設であれば福祉分野の仕事になります。さらに治験に関わる企業でのお仕事も最近需要が増えています。

「看護」は「手と目で護る」と書きますね。相手の状態をよく目で見て、手を差し伸べる仕事全体をこう呼び、中でも保健に関する専門性を高めたのが保健師、お産を助ける専門性を高めたのが助産師となります。

男性からみた看護職

では、男性からみた看護職はどうでしょうか。実際、男性看護師さんに何故この仕事を選んだかを伺ったことがありますが「誰かの役に立つ仕事がしたかった。看護師は一生ものの資格だし、自分が望まなければ転勤もほぼない。男として家族を養うには十分だと思った」とのことでした。

一般企業の中でも1,000万プレイヤーと呼ばれるような、抜きんでて高給な人と比べると生涯賃金は低いかもしれません。しかし大病院の師長となれば、かなり高額な給与&退職金を得ることも可能ですし、何と言っても日本全国どこにでも仕事はありますのでこの不況の時代でも仕事が無い!ということがありません。つまり景気に関わらず、浮き沈みが少ないのです。

また転勤がないこともメリットの一つのようです。系列病院への移動などが全く無いとは言い切れませんが、支店がある企業などに比べると、やっぱり少ないです。

男性が看護師を続けるメリット

今度は男性看護師さんを客観的に見てみます。男性と女性のライフサイクルを比較すると、「妊娠・出産によるブランクがあるかどうか」が一番大きな違いかと思います。女性看護師さんからは「出会いが無い」とよく聞かれます。

また「結婚や妊娠・出産で勤務先を変えたり、仕事を長期に休むのが嫌」などの理由からか、出世は望まずに比較的早いうちに結婚・妊娠・出産を経験するか、ある程度自分の地位を確立させてから結婚・出産をするか、結構深刻な悩みとも聞きます。

ところが男性看護師さんに聞くと「出会いが少ない」とは聞きますが、妊娠・出産など長期ブランクの心配はしていませんでした。

客観的に見ても、看護師という社会的信用がある職業、この不況でも仕事があるのでより高額給与に向けた転職もしやすい、福利厚生もしっかりしていることが多いので家族を養いやすいなど、結婚相手としては高評価を得られそうです。

では男性であれば誰でも、資格さえとれば看護師を続けていけるのか?というと、そうでもありません。そこには本人の持つ資質も関係してきます。次回は「男性看護師に求められる資質」について考えてみます。


このページの先頭へ