専門看護師とは?


みなさんこんにちは。第14回目の今回は、看護師、保健師、助産師、いずれかの資格を持った上で、更に専門性を高めたことを認められる「専門看護師」についてのお話です。
 

専門看護師とはどんな存在か

専門看護師は、英語で「CNS: Certified Nurse Specialist」と言います。日本看護協会では、専門看護師育成の目的を「複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識及び技術を深め、保健医療福祉の発展に貢献し併せて看護学の向上をはかる」としています。

役割としては、実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究、の6つが挙げられています。

専門性が必要とされる分野

2011年11月現在、日本看護協会が定めている「専門分野」は、

  1. がん看護
  2. 精神看護
  3. 地域看護
  4. 老人看護
  5. 小児看護
  6. 母性看護
  7. 慢性疾患看護
  8. 急性・重症患者看護
  9. 感染症看護
  10. 家族支援

の10分野です。

いずれも、看護師・保健師・助産師の資格取得後、通算5年以上の実務経験、そのうちの通算3年以上は特定の専門分野での実務経験が必要です。その上で6カ月以上の規定の研修を受ける必要があります。

現在、一番研修可能施設が多い専門分野は、最初に定められた「がん看護」です。日本人の死亡原因の上位を占めている疾患ですし、今後も活躍が期待される分野なのではないでしょうか。

資格取得者も一番多く、250人と最多です。一方で一番少ないのは「家族看護」ですが、一番最近定められたものであり、患者さん本人よりもむしろ家族への支援が中心のようです。全国でも8人しかいません。(2011年11月現在)
 

どんな職場で活躍できるか

日本看護協会のサイトによると、専門看護師の認定を受けているのは612人、やはり一番多いのは東京都の125人で、全国でも突出しています。50名以上の認定者がいるのは東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県だけです。しかし、患者さんは全国にいますから需要はある資格です。

実際に認定された方の施設を見ると、都道府県立病院や大学病院など、大規模総合病院が多いようです。がん看護はやはりがんセンターが大部分を占めています。

専門看護師の研修を受けるには半年以上仕事を休む必要があります。その施設で必要とされる分野について、施設が送り出してくれることがほとんどです。専門看護師になりたい!と思ったら、その分野に力を入れている病院に転職するのが、近道かもしれません。そういったことを人材紹介会社に聞いてみるのがいいかもしれませんね。

認定看護師とは?


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