看護師から企業への転職


みなさんこんにちは。第6回目の今回は、看護師のキャリアとして『企業への転職』について考えてみます。

看護師の仕事は医療機関だけではありません。今や多くの製薬会社や治験コーディネーターの派遣企業、医療機器メーカーからの募集があります。

また、以前からも健診業務での募集はありましたが、特定健診・特定保健指導制度がスタートしてから、需要も増えているようです。さらには保育園でのお仕事もあります。それぞれを少し詳しくみてみましょう。

製薬会社や治験&医療機器メーカー

いわゆる薬剤の開発における「治験」に関するお仕事です。治験とは、製薬会社で薬剤を開発する際に、その薬が人に対して有効かつ安全であることを確認することを臨床試験、さらに厚生労働省からの承認を受けるための臨床試験を特に治験と呼びます。

そのお手伝いをする仕事を、CRCとか治験コーディネーターと呼びます。具体的には被験者となっていたく患者さんに治験の内容を説明し、投薬治療中の診察の際に必要なデータを収集、そのデータをまとめて分析するお仕事です。

一方の医療機器メーカーのお仕事もあります。海外の医療機器メーカーの日本法人に所属し、そこの製品の日本での使用認可をとるためのお仕事や、その医療機器の使い方指導などに関係するお仕事が多いようです。

それぞれの募集内容によって必要とされるスキルは違いますが、比較的未経験でも始められるお仕事です。医療機器メーカーでは分野が特定されることが多いため、その分野での臨床経験が求められる場合があります。いずれも基本は日勤ですが、残業や出張があります。

健診と保健指導

健診受託企業での健診業務や、企業の健康相談室などでの勤務になります。健診については大きく分けて、健診センター内の勤務のパターンと、巡回健診といって『健診車』とともに色々な企業を回るパターンがあります。

どちらも採血などの看護業務が中心ですが、保健師の資格があれば保健指導も担当します。予防医学に興味がある人にはお勧めです。

また、求人数は少ないですが、大企業の医務室などでの勤務もあります。基本的にはその企業の社員さんの健康管理を行う仕事です。特別な経験や資格は必要としない場合も多いですが、経験者優遇の場合が多いです。

企業での社員の健康管理を行うことを最近では特に『産業看護』と呼び、日本産業衛生学会という学会での登録制度があったりもします。実際の業務としては、現在のストレス社会を反映してか、メンタルヘルス的なものが多いようです。

保育園

子どもが好きなら、保育園はいかがでしょう。保育園は法律上では保育所と呼びますが、基本的には保育士さんが子どもたちの保育を担当する場です。しかし、0歳児の保育をする場合には、看護師や助産師などの有資格者が規定人数必要になります。

0歳児何人に対して看護師や助産師が何人必要かは、地方自治体によって違います。周りは保育士さんたちですので、特に小児看護として病気や皮膚疾患についての知識があると良いようです。

いかがですか?看護師の活躍する場は医療機関や介護関係とは限りません。基本的な医療知識は様々な場面で求められています。病院の外にも目を向けてみませんか?
次回は、人気のある治験業界について掘り下げてみます。

治験業界への転職~CRAやCRCとは?~

ちなみに企業の転職情報はマイナビ看護師に求人が比較的多くあります。


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