助産師とは?


みなさんこんにちは。第13回目の今回は、同じ保健師助産師看護師法で決められている資格、助産師についてのお話です。

助産師とはどんな存在か

助産師はそもそも、江戸時代位からある職業です。当時は「産婆」という名称でしたが、明治時代に職業としての法が整備され、明治23年(1874年)に免状制となりました。その後の昭和23年に産婆から助産婦に名称が改められ、国家資格となりました。保健師、看護師とともに、2003年からその名称は助産師に変わっています。

助産師の業務としては「助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする」と決められています。分かりやすく言えば、妊娠が分かってから周産期までの妊婦さん、産後はお母さんと赤ちゃんの保健指導を行うことです。看護師国家資格に合格し、更に6カ月の専門教育を受けて、初めて助産師国家資格の受験資格が得られるのです。

助産師の仕事はどこにあるか

助産師の仕事は、言うまでもなく産科にあります。総合病院の産科外来・病棟から、産科クリニックまで、お産と名のつくところ全てです。クリニックや産科専門の小~中規模病院では、スタッフの中に看護師が居る場合もありますが、実際に赤ちゃんを取り上げるのは助産師の仕事です。

例えば中規模(概ね400床程度)以上の総合病院では、産科外来と産科病棟のスタッフは全て助産師で、特殊なシフトを組んでいる場合もあります。

中には開業する助産師もいますが、法律上、助産師がお産を扱う場合、合併症はなく妊娠中の経過にも大きな異常がない場合に限られています。しかし、最近は自宅での自然な出産を希望する妊婦さんも増えており、助産院の需要も増えています。

さらに母乳育児サークルなどの子育て支援団体を主宰し、地域の妊婦さんや赤ちゃんを支える活動をしている助産師もいます。

出産を助ける活動をしたいあなたへ

助産師の資格を取得するためには、保健師と同様、大きく2つあります。1つは、看護師資格を取得後、改め助産師育成コースで勉強することです。この場合は医学部看護学科などもありますが、中には産科専門病院の付属専門学校も数は少ないですが、あります。

もう1つは、初めから看護学科がある医科大学などへ入学し、助産師のコースを選択するすることです。この場合は大学卒業時に看護師資格と同様に助産師資格の国家試験を受験できます。

いずれにしても6カ月以上、看護師資格取得よりも多く勉強する必要があります。生命の誕生に関わる仕事ですから、専門的な勉強は必要ですよね。

いかがでしたか?今回は出産する女性が、必ずお世話になる職業、助産師についてのお話でした。助産師のルーツである産婆さんが活躍した頃は、出産は女性にとって命がけの大仕事でした。それを助ける仕事は素晴らしいですよね。活躍の場もどんどん広がっていますよ。

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