自分の決めたゴールに向かって


みなさんこんにちは。第8回目の今回は、自分の長期的なゴールを決め、新しい何かを始めた人たちを紹介します。

起業する看護師

まず一人目のAさんは、ある時看護大学へ編入したのを切っ掛けに、経営学を学び、そこで立てた仮想ビジネスプランが好評を得たそうです。その後、県などから支援を受け、現在は発達障害を持つ子供たちへの支援サービスを行う会社の代表をされています。

二人目のBさんは、大学院でMBA(経営修士学)を取得。某企業のオーナーから新規事業立ち上げの声がかかり起業し、現在は医療専門職の人材派遣業や人材育成を手掛けておられます。
 
三人目のCさんも看護師をしながら大学に通い、経営学を学びました。その後、それまでの人脈と看護師としての経験を生かし、医療機関、特にクリニック開業を資金面なども含めたコンサルティングなどでお手伝いする企業を立ち上げました。
 

起業しなくてもやりたい仕事はみつかる

4人目のDさんは起業家ではありませんが、看護師経験を生かした転向をしました。もともとのパソコン好きが高じて、医療システムエンジニアを目指し、ある時プログラマーへ転職。コンピュータシステムの仕組みをOJTを通じて勉強し、開発する側から設計する側へ、その後コンサルティングまでを勉強し、医療システムコンサルタントとなりました。

医療システムという狭い分野ではありますが、技術者への転向を果たしました。ここでは看護師としての実務経験が非常に役に立ったそうです。

最後のEさんは看護師として病院勤務をしていましたが、出産・育児を経験する中で、病院勤務、自営業の手伝い、家庭の両立とで限界を感じていました。そんな時にふと目にとまった医療系ライター募集の記事。

もともと文章を書くことが好きで、本を読んだり調べものをしたりすることが大好きでしたし、在宅勤務でも可能であることが大きな魅力だったのです。応募するとあっさり合格。現在では医療従事者向けの冊子の原稿や、書籍の原稿を執筆したり、保健医療福祉分野でのフリーライターとして仕事をしています。

違う仕事始をめるために必要なこと

まず、起業するためには、経営学などを一度しっかり学ぶことをお勧めします。看護師という職業は、病院の中という比較的狭い世界で生きています。そもそも経営とは何か、新しいビジネスを起こすとはどういうことか、ということは学んできませんでした。

Aさん、Bさん、Cさんのように、起業し新たなビジネスモデルを作り上げるためには、やはり経営学や起業論を基礎から学ぶ必要があるでしょう。その上で、リスクを恐れない姿勢、何か問題が起きた時の自己対処能力、など多くの要素が必要になります。

一方、DさんもEさんも特に経営学を学ぶ機会はありませんでしたが、元々看護師以外の何かが好き、というのが前提になっています。その分野ですでに活躍している人たちとはスタートの年齢が違う訳ですから、短期間でより多くのことを学ぶ必要があり、より短期間で習得することが必要です。いずれにしても、本人のやる気と努力、リスクを恐れない姿勢、周りの協力が不可欠なようです。
 
いかがでしょう?ほんの少しですが、現在は違う世界で活躍する人たちをご紹介しました。自分の本当にやりたいこと、自分のライフスタイルに合わせた仕事を模索してみるのも良いかもしれませんよ。

さて次回からは、看護師のキャリアに出現する壁についてのお話です。

結婚・出産の壁


このページの先頭へ